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オリンピック休戦

開会式における白い鳩の演出

オリンピックは「平和の祭典」とも呼ばれています。現代において、オリンピックを通した平和な世界を実現するために、国際オリンピック委員会(IOC)は様々な取組を行っています。

一度も中止されなかった古代オリンピック

古代ギリシャでは都市国家(ポリス)間で戦争が頻繁に起きていましたが、オリンピックは一度も中止されることなく、1,169年もの長い間続きました。その理由は、エケケイリアという休戦協定が大きな役割を果たしていたからです。当時は、オリンピック開催と休戦の告知をするため、エリス国の代表に対し、戦争中の国々へ入る権利が与えられていました。どの国も彼らに危害を加えることは許されず、それどころか、行く先々で最大級のもてなしを受けたといいます。この使節が告知して回ると、どの国でも直ちに3か月の休戦協定が成立しました。

国際連合も支持するオリンピック休戦

クーベルタンは、オリンピック復興を唱えた際、古代オリンピックにならって、平和思想を重視し、オリンピックを開催する目的の一つを「スポーツを通じて、より平和な世界をつくることに寄与する」こととしました。この思想を受けて国際オリンピック委員会(IOC)は、1994年第17回リレハンメル冬季大会の前年にオリンピック休戦(エケケイリア)を国連に訴えました。この精神は、国連の方針と合致することから、国連はこれを支持することを決議しました。それ以来、国連ではオリンピックが開催されるごとに、大会の前年にオリンピック休戦決議を採択し、関係機関の協力を得て、オリンピック休戦を推進しています。

東京2020におけるオリンピック休戦に向けた活動

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