Home ホーム > 最新ニュース

板橋区×東京2020:アンチ・ドーピングを通したオリンピック・パラリンピック教育を実施(2018年11月)

2018年12月5日

公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)は、板橋区の主催する「アンチ・ドーピングを通した板橋区オリンピック・パラリンピック教育」の実施に協力をしています。この取組は、板橋区立の上板橋第三中学校、志村第二中学校及び志村第四中学校の3校で実施しています。

志村第二中学校での講演会の様子
アンチ・ドーピング活動の目的を説明する平井

板橋区立上板橋第三中学校での講演会

2018年11月17日(土)には、上板橋第三中学校を東京2020組織委員会アンチ・ドーピング担当課長の平井が訪問し、アンチ・ドーピング活動の紹介を通してオリンピック・パラリンピックやスポーツの価値、フェア・プレイ精神の大切さについて、50分間にわたり講演しました。ドーピングが禁止されている理由や「スポーツを守り、クリーンなアスリートを守る」というアンチ・ドーピングの目的のほか、自分の本当の力で闘うことの大切さ、スポーツは社会を変える力を持っていることなどを、過去大会の事例やアスリートの言葉を引用しながら訴えかけました。

上板橋第三中学校での講演会の様子

講演後、生徒からは「東京2020大会は一人もドーピングをしないクリーンでフェアな大会になってほしい」、「ドーピングによってスポーツの価値が損なわれることがあってはならないと感じた」や「アンチ・ドーピングを通してフェア・プレイ精神を学び、スポーツに限らず不正行為はしないようにしたい」などの感想が聞かれました。

板橋区立志村第二中学校での講演会

2018年11月22日(木)には、志村第二中学校を神谷千恵子さん(パラリンピアン、アーチェリー/北京2008大会)と東京2020組織委員会アンチ・ドーピング担当課長の平井が訪問し、中学生約350名を前に、講演会を実施しました。

同校においては、平井からのアンチ・ドーピング活動等についての説明に加えて、北京2008大会銀メダリストの神谷さんに、アスリートの立場からドーピングについて感じていることをリアルに語っていただきました。特にパラリンピックアスリートには日常的に服薬を必要としている人もいるが薬の種類には留意が必要であることや、競技会外ドーピング検査指定選手に指定されたことで、より未来の自分の健康を意識するようになった等の経験談に生徒たちは深く聞き入っていました。また、北京2008大会で現地の方々からの声援に励まされたことから、ぜひ東京2020大会は現地で観戦してほしいとの呼びかけもありました。

講演会終了後、生徒から「ドーピングは自分の健康を損ねるだけでなく応援してくれる人も裏切る行為で、絶対にやってはいけないと思った」「ドーピングに頼らず自分のできることを精一杯やりたい」「スポーツの力で社会を変えることもあるという話が印象的だった」との感想があり、アンチ・ドーピング活動の重要性やスポーツの力を実感する機会となったようでした。

「フェアじゃないことを考えた時点で、それはスポーツではない。」神谷さんコメント

自身の経験談を語る神谷さん

このようにオリンピック・パラリンピック教育が実施されているということが、まさに東京でオリンピック・パラリンピックが開催される意義の一つであると思います。アスリートの立場からは、スポーツに限らず何か目標に向かって頑張ること、そしてそれをクリアすることの大切さを伝えられたらと考えています。今日の講演を聞いて、新たに目標を目指す子が一人でもいてくれたらありがたいです。

ドーピングの問題点は、勝ちたいという気持ちが人を害し、自分も害してしまうこと。アスリート一人ひとりが意識して避けなければならないことです。フェアじゃないことを考えた時点で、それはスポーツではないと思います。このことを現役アスリート含めて、色々な方に伝えていきたいです。

「ドーピングという裏切り行為がスポーツを傷つける」東京2020組織委員会アンチ・ドーピング担当課長 平井コメント

人がスポーツを好きな理由は様々ですが、ドーピングはスポーツを好きな人、応援してる人、努力してる人などを失望させるものです。ドーピングはスポーツを傷つける裏切り行為です。アンチ・ドーピング活動とは、スポーツを守り、正々堂々と戦っているクリーンなアスリートを守ることです。自分の限界を超えることは簡単ではありませんが、スポーツに限らず、努力という過程を大切にし、ズルすることなく、他者を尊重し、ベストを尽くして、正々堂々と戦ってもらえたらと思います。

本日の講演では、問いかけに対して生徒皆さんが各々反応し、話をしっかりと聞いてくれているんだなと嬉しかったです。スポーツを通して色々なことを考えるきっかけとなってくれればと思います。


今回実施した学校の生徒にとっては、聞き慣れない「アンチ・ドーピング」について動画やアスリートのコメントを用いた講演を聞き、東京2020大会を身近に感じるとともにフェア・プレイ精神を学ぶとても有意義な時間だったようです。

今後、2019年1月19日(土)には板橋区立志村第四中学校でも実施をする予定です。

アンチ・ドーピングを通した板橋区オリンピック・パラリンピック教育とは

板橋区では、東京2020大会においてドーピング検査検体分析業務を担う国内唯一のWADA(世界アンチ・ドーピング機構)公認分析機関が区内にあることから、未来を担う中学生にアンチ・ドーピングを通してオリンピック精神やフェア・プレイ精神の大切さを学ぶ、板橋区ならではのオリンピック・パラリンピック教育を展開しています。

【実施校及び実施時期(予定)】

2018年11月17日(土) 板橋区立上板橋第三中学校

2018年11月22日(木) 板橋区立志村第二中学校

2019年1月19日(土) 板橋区立志村第四中学校

関連リンク

アンチ・ドーピングについて
アンチ・ドーピング